ベタオリの手順(1)
ベタオリには明確な手順があるので、しっかり手順通りにオリましょう。
振込みが格段に減るはずです。
ベタオリの基本的な考え方
安全度の高い牌から切っていく
これが原則です。
手が崩れても気にしません。
したがって、「現物」、場に3枚切れの字牌などの「完全安全牌」
などがある限り、それを切っていきます。
確実に通る牌から切ることが大切です。
1巡の間に現物が増える可能性があるし、
他家が振るなり、ツモるなりしてリーチ者があがることもあります。
安全牌があるのに、「一見通りそうな牌」を先に切るのは
守備の観点からすれば「損」ということです。
現物の優先度
現物が複数ある場合にも、一応手順があります。
将来の危険度の高い現物から切るのが手順です。
例
手はバラバラで、ここから親のリーチに勝負するのは
日本がアメリカに戦争を挑むくらい無謀でしょう。
が安全牌。
と のどちらから切っても問題ありませんが、 切りは手順ミスです。
ここで追いかけリーチが入った場合、安全牌が皆無になります。
下家がいきなり無筋を切っているので、
ここからリーチが入る可能性は十分あります。
躊躇せず 、 を抜くべき局面です。
セオリー
現物が複数あるときは、共通安全牌は温存しておく。
次回は安全牌が手牌にない場合、どうすれば良いか考えてみます。