ドラ2以上の場合


自分にドラが2枚以上あるときはチャンスです。
アガリへの最短距離を目指していきましょう。

欲張らない

例1  ポン  ポン ドラ

例1は 切りでトイトイ・白・中ドラ2でハネ満確定になります。

しかしこれはやりすぎ。 切りでも満貫で待ちの枚数は倍ですからこちらで充分です。

満貫の両面をハネ満のシャボ・カンチャンにするのは損です。


例2   ドラ

メンホン・ドラ3でハネ満確定の手です。もし を引いてきたら

  ツモ

切りの倍満(メンホン一通ドラ3)よりも、

切りの 待ちにしましょう。大物手こそ、アガリやすさを追求するべきです。

また、例2から が出たらポンして 切り。

    ポン

せっかくのメンホンが満貫になってしまいますが、

これで 待ちになります。ドラ暗刻なら値段を下げても待ちの多いほうがいい。


例3   ドラ

もしドラが でなければ 切りで234の三色を狙うのも悪くないですが、

ドラ暗刻ならば 切りでストレートにテンパイを目指します。

上家から鳴ける牌が出ればチーテンを取りましょう。
鳴いても満貫ならスルーする理由はありません。

  チー

鳴き前提の手作り

ドラ2、ドラ3ならば鳴いても高得点になるので「鳴いて当然」くらいの気持ちで打つことが大切です。

例4   ツモ   ドラ

南場でこのような配牌をもらったとします。

切るべき牌は しかありません。

ドラ2丁使いを固定し、タンヤオドラ2か役牌を重ねての3900を目指します。
"特急券"の役牌に大きな価値のある手牌です。


例5   ツモ   ドラ

ドラ2ならば のトイツ落としでクイタンへ向かう。

を切ってメンゼンでチンタラ打つよりも鳴けるタンヤオが早い!!

セオリー・まとめ

ドラが2枚以上あるときはスピード・アガリやすさ重視。
鳴きを前提として、手作りをするべき。


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